日本盲導犬協会へ寄付した感想

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寄付をしよう

日本盲導犬協会に1,000円寄付しました。

日本に盲導犬を必要とする方は、7~8,000人と推定されています。(日本財団の資料より)

しかし、厚生省によれば2018年1月現在活動している盲導犬は950頭に過ぎません。

以前は、1,000頭を越えていましたので、ずっと盲導犬は足りないと言われ続けながら、逆に減っているのです。

ワンちゃん

目の不自由な方のパートナーとなる盲導犬を育成する団体は、全国に11ありますが、そのなかでいちばん歴史があって、規模が大きいとされるのが日本盲導犬協会です。

なお、全国の盲導犬協会は次の通りです。

  • 公益財団法人北海道盲導犬協会
  • 公益財団法人東日本盲導犬協会
  • 一般財団法人全国盲導犬協会
  • 公益財団法人アイメイト協会
  • 公益財団法人日本盲導犬協会
  • 公益財団法人日本補助犬協会
  • 社会福祉法人中部盲導犬協会
  • 公益財団法人関西盲導犬協会
  • 社会福祉法人日本ライトハウス
  • 社会福祉法人兵庫盲導犬協会
  • 公益財団法人九州盲導犬協会
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日本盲導犬協会について

日本盲導犬協会とは

公益財団法人日本盲導犬協会は、日本の盲導犬の育成・普及活動を行っている公益法人です。昭和42(1967)年8月設立。

日本盲導犬協会
URL:https://www.moudouken.net/

職員は、常勤理事2人を含めて、110人。
神奈川、仙台、富士、島根の4ヶ所に訓練センターがあります。
所有している犬の数は、2017年3月末現在で、683頭。うち、238頭が盲導犬として現役で活躍しています。これは、日本の現役盲導犬の4分の1を占めていることになります。

日本盲導犬協会は豊かな財務状況?

公表されている財務諸表を見ると、恵まれているというか、当面お金には困っていないように見受けられます。

たとえば、
・預貯金等の流動資産は4.6億円に対して、流動負債は0.9億円。
・固定資産は、土地や建物などで54億円分持っているのに、固定負債はほとんどない(つまり全て自前)
・年間の費用は約9.5億円(うち半分は人件費)。盲導犬育成基金だけですでに15億円以上の積み立てがある。
・さらに公益財団法人JKA(競輪やオートレースの収益金を)などからの補助金もある。
という点です。

寄付は全額公益目的にために使われます。

日本盲導犬協会に寄付してみた

寄付方法は、クレカと郵便振替

日本盲導犬協会への「寄付」の方法としては、
・クレジットカード
・郵便振替
があります。

他に、日本盲導犬協会では「募金」として
・Yahoo!募金
・Web Money募金
があるようです。

ここでいう「寄付」と「募金」の違いですが

募金の場合、主に
・寄付より少額でも受け付けている
・名前や住所を知らせなくても良い
・所得税等の寄付金控除が受けられない
の点が寄付と違っていると思われます。

今回は寄付として、郵便振替で直接郵便局のATMから入金してみました。
手数料が80円かかりました。窓口からだと130円かかりますので、50円の節約です。

日本盲導犬協会への寄付控え

日本盲導犬協会から礼状が来た

日本盲導犬協会から封筒で礼状が届きました。
郵便振替で入金したのですが、ちょうど1週間後に頂きましたので、他の団体に比べても早い方だと思います。

内容は
・礼状
・領収証
・会報(盲導犬くらぶ)
となっており、とくに寄付を求める振込用紙や申込書のようなものはありませんでした。

日本盲導犬協会からの礼状

日本盲導犬協会に寄付をすすめたい理由

盲導犬育成は必要

先に述べているように、目の不自由な方にとって、盲導犬は生活を補助してくれる大事な存在ですが、絶対的に不足しているという状況があります。

盲導犬育成のためには、1匹当たり数百万円という多額のコストがかかるわけで、そのための資金に寄付が必要とされています。

犬好きの方に~ボランティアの足がかりに

盲導犬の育成には、多くのボランティアが関わっています。

たとえば、
・パピーウォーカーと呼ばれる盲導犬候補の子犬を育てるボランティア
・引退した盲導犬を最期まで一緒に暮らすボランティア
・盲導犬になるべく訓練したけれどもなれなかなった犬を引き取って育てるボランティア
・盲導犬を産む繁殖犬を飼育するボランティア
などです。

犬好きの方であれば、そのようなボランティアに携わってみたいと思う方も多いのではないでしょうか?
先ずは、その足がかりに、盲導犬のことや協会のことを良く知るために、寄付してみるのも1つの方法だと思います。

日本盲導犬協会に寄付をすすめにくい理由

他の盲導犬協会に寄付した方が良い?

先に述べたように、盲導犬を育成する団体は、全国に11あります。
このなかで、日本盲導犬協会は、公開されている財務資料を見た限り、他の盲導犬協会より財政的にはずっと豊かです。
であれば、もっと困っている協会に寄付したほうが喜ばれると思われます。

また、日本盲導犬協会の最大のライバルといえるアイメイト協会の主張によれば、沢山お金を集めている割りには、盲導犬の数が少ないそうです。
(いちおう匿名になっていますが、日本盲導犬協会を指していることは明らかです)

つまり1匹当たりの育成コストが高い、盲導犬育成の効率が悪いと批判されています。

盲導犬はかわいそうではないのかという疑問

盲導犬は可哀想だ、とか、動物虐待ではないかという意見があります。

・四六時中、人間のためにこき使われる
・犬なのに吠えたり鳴くことも許されない
・トイレの自由もない
・オス犬であれば去勢され、メス犬も避妊手術をされる
などです。

私は虐待とはいえないと思っています。が、かといって上の意見を明快に否定するだけの考えもありません。
そして、どちみち将来は、AIロボットのようなものが開発されて、盲導犬の代わりになっていくように思います。であれば、援助ロボット開発に資金を回したほうが良いのではという考えも浮かんでしまいます。

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