国連WFP協会に寄付した感想

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寄付をしよう

管理人・三太郎は、国連WFP協会(正式名称は、特定非営利活動法人 国際連合世界食糧計画WFP協会)に1,000円寄付しました。そのときの感想や寄付するにあたって調べた内容を紹介します。

国連WFP協会のサイト

2017年9月16日付の朝日新聞によると

最低限の体重を維持し、軽度の活動を行うのに必要なカロリーを摂取できない「飢餓人口」は、2016年時点で世界で8億1500万人に上る。

そうです。これは世界の約9人に1人が飢えに苦しんでいるということです。

あなたも飢餓で命の危機に瀕した人たちを救うために協力しませんか?

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国連WFP協会について

国連WFP協会とは

飢餓に苦しむ国への食糧援助と災害の被災地への緊急援助を行っている国連の機関である「国際連合世界食糧計画(略称:WFP)」への日本での寄付金集めや広報活動を行っている民間のNPO法人です。

ホームページのURL: https://ja.wfp.org/

国際連合の機関の国内委員会(=民間団体)という意味では
・国際連合児童基金(ユニセフ:UNICEF)と 日本ユニセフ協会
・国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)と国連UNHCR協会
の関係と同じと考えて良いと思います。

ただ、会長が日清食品ホールディングスの安藤宏基さんだったり、評議会(最高意思決定機関)には有名な食品会社を中心に400社以上が参加していて、他の2つより民間色が強い感じです。

国連WFP協会への寄付金はまだ少ない

国連WFP協会は、2016年度で約11億円の寄付金を集めています。そのうち、約8.3億円をローマにあるWFP本部に送っています。

本部へ拠出する割合は、75%以上と取り決められており、実際にその通り本部へ送っています。ただし、国連WFP協会の場合は、寄付金以外にも、会員からの会費や活動収益があって、それで国内での運営を賄っています。

最近5年間の国連WFP協会の寄付金の推移は、下のグラフの通りです。

グラフ 国連WFP協会の寄付金推移

いちおう増えてはいますが、日本ユニセフ協会の15分の1程度、国連UNHCR協会の半分以下の寄付金額です。まだまだ少ないといえそうです。

国連WFP協会に寄付してみた

郵便振替で寄付すると手数料がかかる

国連WFP協会に都度寄付する場合は、

  • クレジットカード
  • コンビニ決済
  • 楽天銀行
  • 三菱東京UFJ銀行
  • 郵便振替

で、1,000円から入金が可能です。

このうち、郵便振替以外は振込手数料がかかりません。
楽天銀行も三菱東京UFJ銀行も同じ銀行間での振込であれば、手数料がかかりません。

私は、郵便振替で寄付しました。

国連WFP協会に寄付した振込画像

窓口からだったので、120円の振込手数料がかかりました。ATMから入金の場合は80円で済みます。いずれにしろ、コンビニ払いにすれば良かったと思いました。

比較:日本ユニセフなどに郵便振替で窓口から入金すると、手数料は免除になります。

国連WFP協会から礼状が届いた

国連WFP協会から寄付の礼状が届いたのは11日後です。
まあ速い方だと思います。

中身は封筒にA4で1枚。礼状と領収証を兼ねたものが入っています。

国連WFP協会からの礼状

国連WFP協会からの礼状2

これで十分ですが、同じ国連機関の資金支援団体である日本ユニセフに比べると、すごくシンプルです。

日本ユニセフの場合
礼状、領収証、振込用紙、連絡用封筒、ウェルカムキット(マンスリーサポートの案内と参加申込書、税額控除の説明、募金の使い途、ユニセフの実績と課題などの冊子)
日本ユニセフの場合は礼状の封筒に資料がたくさん入っている

国連WFP協会の場合
A4の紙が1枚(礼状、領収証)のみ
国連WFP協会の礼状は、封筒にA4の紙1枚

日本ユニセフや国連UNHCR協会の礼状には、振込用紙が入っていましたが、国連WFP協会からのものには、さらなる寄付を促すような振込用紙は入っていませんでした。

国連WFP協会に寄付を勧めたい理由

地球上に大量発生している飢餓に苦しむ人の手助けになる

お腹が空いて死にそうな人が沢山いるということは、地球上の色々な問題のなかでも、もっとも切実な問題だと思われます

苦しんでいる人の数も圧倒的に多いです。比較するのが妥当かわかりませんが、たとえば難民は広い意味で捉えても6500万人ですが、飢餓に苦しむ人は上で触れたように、8億人を超えています。

私たちの寄付が、それにささやかですが役立ちます。

また、認定法人になっているので、寄付金は、所得税などの控除の対象となります。

国連WFP協会に寄付を勧めにくい理由

DMがたくさん来る

私が国連WFP協会に寄付してから閉口したのは、DMがよく来ることです。
寄付して1年以上経っても2ヶ月に1回のペースでやってきます。

国連WFP協会からのDM

「そんなにDM出すお金があるなら、食糧に回せよ」
と言いたくなりますね。

ユニセフ等との役割の違いがよくわからない

たとえば、ロヒンギャ難民の問題。

これに対しては、
国連UNHCR協会は、当然ですが、一大キャンペーンを張って、1人でも多くの命を救おうと寄付を呼びかけています。
https://www.japanforunhcr.org/lp/rohingya?type=single

日本ユニセフ協会は、栄養不良の子どもたちを支援しようとテレビCMまで流して寄付を求めています。
https://www.unicef.or.jp/kinkyu/rohingya/

そして、国連WFP協会もロギンギャに食糧を供給していることをPRして、緊急支援を募っています。
http://ja.wfp.org/news/stories/18-01

同じように、アフリカの干ばつによる飢餓の問題でもスーダン内戦でもシリア紛争でも支援活動が重なっています。とくにユニセフとはほとんど活動が同じように思えます。

視点は少しずつ違うとは思いますが、やっていることが同じならば、資金集めでも救援活動でも、一本化した方が効率が良いのではという疑問が…。

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