オレンジリボン運動への協力

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寄付をしよう

三太郎は、子供の虐待防止運動を行っているオレンジリボン運動に、1,000円寄付したことがあります。
虐待で子供が亡くなる事件には、他のどんな悲しいニュースよりも心が痛むと感じたからです。

オレンジリボンに寄付

オレンジリボン運動のサイトはこちらです。
http://www.orangeribbon.jp/

オレンジリボン運動

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オレンジリボン運動とは

オレンジリボン運動は、「認定特定非営利活動法人 児童虐待防止全国ネットワーク」が推進している子供を虐待から守る市民運動です。より多くの人に子どもの虐待の問題に関心を持ってもらうことで、虐待のない社会を築くことを目指しています。

2004年に栃木県小山市で起きた、幼い兄弟2人が父親の友人から度重なる虐待を受けた末に川に投げ込まれて死亡するという事件をきっかけに、2005年にオレンジリボン運動が始まっています。

子供(少女)

子供の虐待の実態は

子供の虐待の実態ですが、

・全国の児童相談所が2016年度に対応した児童虐待件数は、12万件を超えて過去最多になっています。これは、5年前の5倍、25年前の100倍というすごい数字になっています。(もちろん昔は虐待があっても、相談しなかった例が多かったと思いますが…)

・子供の虐待死は、毎年50人以上も起きていて、2016年度は前年度比で13人増の84人になっています。

・虐待死の加害者は約半数が実母です。ニュースでは、母の同居相手(養父や交際相手)が死亡させるという話を良く聞く印象があったのですが、統計上はあまり多くないのが意外でした。

子供(少年)

オレンジリボン運動へ寄付したい理由

三太郎が読者の方にオレンジリボン運動へ寄付を勧めたい理由ですが、もちろん前提は、痛ましい児童虐待から子ども守りたいという思いです。
また、活動報告を見ると毎月ちゃんと活動していることがわかります。

それ以外にも

認定NPO法人である

「認定特定非営利活動法人 児童虐待防止全国ネットワーク」は、平成25年に認定NPO法人となりました。これによって、寄付したお金は所得税や住民税の寄付控除の対象となります。

ホームページに名前が載る

他のNPO法人と大きく違うのは、寄付をすると、オレンジリボン運動のホームページに名前を載せてくれることです。もちろん三太郎の名前も載っています。

名前が載っているURL:http://www.orangeribbon.jp/individuals/list.html

オレンジリボン運動へ寄付を躊躇する理由

一方で、読んでいる方に寄付を勧めにくい事情もあります。

三太郎が寄付した後のことですが、ネットで、オレンジリボン運動の事務局である「認定特定非営利活動法人 児童虐待防止全国ネットワーク」を非難する書き込みを見つけました。
最初は匿名の無責任なものかと思いましたが、見るとそちらにも一理あるような気がしてきました。

非難1:寄付金は虐待防止運動推進家の後押しをしているものの、虐待児童そのものには何の為にもなっていない

たしかにサイトで活動内容を見ましたが、この法人の活動内容は年に数回のフォーラムとシンポジウム、啓蒙グッズの配布みたいなのしかありませんでした。
たとえば、虐待を見つけたり、相談を受けるようなことはありません。

実際に保護を行っているのは、児童相談所です。また、民間のNPOではチャイルドラインが児童虐待の相談を受けています。
従って、寄付するならチャイルドラインの方が本当は役に立つようにも思われます。

チャイルドラインのURL: http://childline.or.jp/supporter/support

非難2:内部留保が多すぎる?
「認定特定非営利活動法人 児童虐待防止全国ネットワーク」の平成28年度の活動計算書と貸借対照表を見ますと、

だいたい1年で33百万円の寄付金を集めていて、それに見合う支出をしています。
ところが、内部留保されているお金は、活動の4年分弱の約114百万円も上ります。

これでは非営利団体とは言えないのではないでしょうか。

三太郎は昔ある会社の労働組合のお手伝いをしていて、会計監査を受けたことがあります。そのとき、監査法人から、組合費が溜まりすぎで、これでは利益団体になってしまうよと指摘されました。このNPO法人はその何倍かのスケールのことをやっているわけです。

ですから、そんなにお金には困ってないのではないでしょうか?もっと必要としているところに寄付した方が良いように思われます。

また寄付したい度:★★ (5点満点中)

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